こんにちは!
零細リーマンR2(@R2_chem0ryman)です!
SNS上では固定費削減のため、
いろいろな保険が不要とされていますが…
みなさんそれを鵜呑みにして本来必要な保険も解約していませんか?
そこでこの記事では、
を自身の経験にもとづいてご紹介します。
何故このような事態が起きてしまったのか?
経験してみないと分からなかったこともたくさんありました。
生命保険は本当に不要なのか??
解約前に今一度考えるきっかけにしていただければ幸いです。
保険解約を検討してるヤツは、解約前に一度よく考えて欲しい。
保険金2,000万円を受け取り損ねた話
ことの発端
私の母親は昨年、
くも膜下出血が原因で51歳の若さで突然亡くなりました。
持病もなく、健康診断でも大きな問題はなし。
前日までは何事もなく普通の生活をしていました。
それが翌朝、ベットから起き上がってこず…
そのまま二度と目を開けることはありませんでした。
保険金を貰えなくなった理由
母が亡くなるたった4カ月前…
私は母の生命保険を解約してしまいました。
その保険とは、
母が20年間掛け続けていた貯蓄型の生命保険。
シングルマザーで決して裕福ではない家庭でしたので、万が一のことがあったときの子どもたちの将来のことを考え、高い保険料を払い続けていたのでしょう。
私の浅はかな決断により、死亡時に受け取れるはずだった保険金2,000万円が水の泡と化してしまったのです。
なぜ解約してしまったのか?
保険やお金について勉強している方なら
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
SNS上ではちょっとしたブームになってるな!
私はこのインフルエンサー達が発信している情報を鵜呑みにし、
母はまだ51歳だし、最低でもあと20年は生きるだろう。
生活も苦しそうだし…
貯蓄型生命保険は悪だから解約しちゃえ!
こんな具合で自分の頭で深く考えずに決断をしてしまいました。
しゃーない。自業自得だ。。
ほかの人には、
私のような過ちを犯してほしくない!!
ですのでここからは、
経験者の立場から実際に考慮しておいた方がよいことについて少しばかりアドバイスをさせていただきたいと思います。
生命保険不要論の概要
生命保険不要論の内容
まず、生命保険不要論は3つのことを主張しています。
生命保険は、
『死』という大穴に賭けたギャンブル
なんて言う方もいらっしゃるくらいです。
果たしてこの主張は本当に正しいのでしょうか??
経験者からするとちょっと考えが浅いかな・・・
不要論を主張している人の特徴
生命保険を不要と主張している方には以下の2つの特徴があると感じます。
大切な人の死を経験していたら生命保険=ギャンブルという考えは浮かびません。
その点、本当の意味で現実問題として考えられているかは少々疑問です。
また、そのような方の多くはすでに多額の資産・不労所得を手に入れています。
ですから、
私のような一般人とは立場に雲泥の差があるのです。
生命保険不要論の穴
生命保険不要論には考慮できていない
大きな穴が3つあります。
人間はいつ死ぬか分からない
不要論の若くして死ぬ確率は非常に低いという根拠は日本人の平均寿命です。
男性 | 女性 |
---|---|
81.3歳 | 87.3歳 |
これだけ見ると若くして生命保険を掛ける意味は無いように見えますね。
しかし仮に今の健康状態に全く問題がないとしても、最低限下記のことは考慮しておくべきです。
ちなみに私は脳疾患家系
平均寿命はあくまで平均値。
個人個人の健康状態や遺伝的要素から総合的に判断して自分の頭で考えたいですね!
予期せぬ病気、不慮の事故・・・
人間、いつ死ぬかなんてほんとうに分かりません(;´Д⊂)
死亡後にかかる費用:どんなものがあるのか?
私の経験上の話ですが、
死亡後には下記のような多額の費用が必要になってきます。
科目 | かかる費用 | 備考 |
---|---|---|
葬儀費用 | 150~200万円(総額) | 一般葬(規模による) |
お墓 | 100万円前後+年間管理費 | お墓の種類による |
仏壇・仏具一式 | 10万円~ | |
法要費用 | 5~10万円/回 | 四十九日→一周忌→三回忌→…→三十三回忌 |
相続手続き代行 | 1~10万円/案件 | |
相続税 | 0円~ | 3,000万円+(法定相続人の数×600万円)の基礎控除あり |
負債の相続 | 相続負債の総額 | 借金・未納税金・未払い金・クレジットカードなど |
住んでいた家の処理費用 | 家賃+退去費用 | 別居の場合 |
この中でまず特筆すべき点は葬儀費用。
悲しみに暮れる暇もなく、
問答無用で現金一括払いを要求されます。
血も涙もない業界やで・・・
また、法要費用やお墓の年間管理費などは長期に渡って払い続けなければならない費用です。
このように、単発的な費用だけではなく永続的に支払わなければいけない費用もあります。
これだけの費用がかかること、ちゃんと理解していたかい?
これらはすべて、自分ではなく残された遺族が支払わなければならないのです。
遺族年金・死亡一時金をもらえない場合がある
国民年金や厚生年金の被保険者が亡くなった場合、遺族に遺族年金や死亡一時金などが支払われる場合があります。
配偶者や未成年のお子さまであればこの制度により一定金額を支給され、生活のセーフティネットになります。
しかし、
たとえ59歳まで毎月毎月年金を支払い続けていたとしても…
遺族年金・死亡一時金が一切支給されないケースがあることをご存知ですか?
これが建前上、掛け捨て保険という性質をもっている年金の闇。
特に母子(父子)家庭で子どもが成人してしまうと起こり得る現象です。
全員もらえるものでは決してないゾ!
ですから受給要件を満たすかは一度しっかり確認しておいた方がよろしいかと思います。
生命保険解約前に考えておくべきこと
解約前のチェックポイントは4点。
目先の固定費削減を目的に闇雲に解約を検討されている方は、
自分の置かれた立場や現在の資産状況を今一度自分の頭でしっかり考え、正しい選択をしてください!!
生命保険金は自分のためではなく、残された遺族が困らないようにするためのものです。
まとめ:保険の解約は自分の頭でよく考えて決める!
個人的には私を含めた一般的な方には、
掛け捨て型生命保険は必須!
だと思います。
掛け捨て型の生命保険でいざというときに備えつつ、保険料を抑え、貯蓄や投資にどんどんお金を回していきたいですね!
また今回の記事は、
保険不要論を否定するつもりも保険会社を肯定するつもりもありません。
不要論にも正しい部分はたくさんあります。
とりわけ今回私が解約したような貯蓄型(積み立て型)の保険は不要!
保険は保険!投資は投資!!
しかし、古くから契約しており長期間積み立ててきたものに関しては解約が仇となる場合もありますので注意してください。(景気の良かった時代の保険は高待遇のものもある。)
最後は自分の頭でしっかりと考え、後悔のない決断を!!
おわりに、これは完全にオカルトですが…
ニッセ〇に勤めている知人曰く、
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
信じるか信じないかはアナタ次第
今日もご覧いただきありがとうございました( *・ω・)*_ _))ペコリン
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